【中小企業】AI導入の補助金、次の締切は9月29日17時です
「AI導入に補助金は使えますか」という問いに、いま公募が開いている制度の締切から答えます。デジタル化・AI導入補助金2026の5次締切は2026年9月29日(火)17:00、中小企業省力化投資補助金(一般型)の第8回は10月16日(金)17:00。研修に使う人材開発支援助成金は締切ではなく訓練開始日からの逆算で動きます。すべて各事務局の公式サイトの記載だけを出典にしました。

出典(一次情報)
「AI導入に補助金は使えますか」——使えますが、どの制度かは用途で変わり、締切もバラバラです。 いちばん近い締切は2026年9月29日(火)17:00。以下は各事務局の公式サイトの記載だけで組みました。金額は枠と年度で動くので、日付と手続きに絞ります。
中小企業がAI導入に使える補助金は、締切の近い順にこの3つ
| 制度 | 主な用途 | 次の締切 |
|---|---|---|
| デジタル化・AI導入補助金2026 | AIツール・システムの導入 | 9月29日(火)17:00(5次締切) |
| 中小企業省力化投資補助金(一般型) | 設備導入・システム構築 | 10月16日(金)17:00(第8回) |
| 人材開発支援助成金 | 従業員のAI研修 | 締切なし(訓練開始日から逆算) |
「AI補助金」という一本の窓口は無い、というのが最初の分かれ道。買うのがツールか、設備か、人の時間かで申請先が変わります。
いちばん近いのは9月29日|デジタル化・AI導入補助金の5次締切
事務局の事業スケジュールから引きます。
通常枠 … 5次締切分 締切日 2026年9月29日(火)17:00 交付決定日 2026年11月9日(月)(予定)
——事業スケジュール|デジタル化・AI導入補助金2026(2026年9月27日閲覧)
同じ 9月29日(火)17:00 が、インボイス枠の2類型とセキュリティ対策推進枠にも並びます。違うのは複数者連携枠だけで、3次締切は10月30日(金)17:00。
スケジュール表は「IT導入支援事業者の登録申請」「ITツールの登録申請」「交付申請期間」の3本立て。自社だけで完結する申請ではありません。 事務局は窓口の案内に「各募集回の締め切り前日、および当日は電話が大変混み合います」と添えています。詰まる場所が先に告知されています。
6次・7次の欄は日付が空です。この回の中身は5次締切の記事に書きました。
次は10月16日|省力化投資補助金の一般型 第8回
この補助金は「カタログ注文型」と「一般型」の2類型で、システム構築を含むのは一般型です。表示は 第8回応募申請受付中 2026年9月18日(金)〜10月16日(金)17:00。同じページに申請の前提が書かれています。
尚、本事業の申請には「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要です。ID取得には一定の期間を要しますので、取得未了の方は、早めにGビズIDプライムアカウント取得手続きを行ってください。
——中小企業省力化投資補助事業(一般型)(同日閲覧)
「一定の期間を要します」を軽く読まないでください。 アカウントが無ければ、締切までの日数がそのまま使える日数にはなりません。次回の公募時期は「あらためて、ホームページで公開します」とだけ。第9回を当てにする計画は立てられません。
研修だけは、締切ではなく逆算で動く
人材開発支援助成金に公募回はありません。厚生労働省の説明は「職業訓練等を計画に沿って実施した場合等に…助成する制度」。先に計画を出し、そのとおりに実施するのが前提で、起点は訓練開始日です。
運用も動いています。令和8年5月14日付けの支給要領改正で、提出時期を問わず「受講料等の価格設定に関する疎明書(様式第28号)」が必要になりました。令和8年8月3日の改正も入っています。提出書類が増えた制度は、逆算の日数も増えます。
で、中小企業は何を変えるのか
当社の判断です。変えるのは「制度を探す順番」——制度名から探すのをやめて、用途から引く。
やること
- 買うものを先に決める。 ツールやシステムならデジタル化・AI導入補助金、設備なら省力化投資補助金、人の時間なら人材開発支援助成金。
- GビズIDプライムアカウントを先に申し込む。 省力化投資補助金は明示的に必要で、公式サイトが取得期間を警告しています。
- 9月29日を狙うなら、締切前日までに支援事業者と連絡がつくかを確かめる。 スケジュールが3本立てである以上、自社の都合だけでは締切に着地しません。
やらないこと
- 採択される前提で発注しない。 交付決定前の発注は原則として対象外。例外はスマートレジの事前着手制度のように明示的に措置されたものだけ。
- 金額の記憶で提案を組まない。 補助率も上限額も枠と年度で動きます。
いつまでに
9月29日の回に出すかどうかは9月28日中に決める。10月16日を狙うなら、逆算の起点は書類ではなくアカウントです。
よくある誤解
「補助金が出れば実質無料」ではありません。 厚生労働省は人材開発支援助成金のページに「『訓練経費』は無料になりません」と書いています。
「締切を逃しても次がある」とも限りません。 ものづくり補助金は「通年で公募を行っております」としながら、スケジュール表は23次(2026年5月8日締切)で止まっています。
「中小企業向けだけ」でもありません。 飲食料品の小売業には、中堅企業向けの枠が別にあります。
補助金より先に、どの業務から手を付けるかを決める
制度の締切に合わせて対象を探すと、使い道の弱い投資になります。先に決めるのは、自社のどの業務がAIで置き換わるか。
AI適合度診断は10問で、どこから手を付けるべきかを点数にします。連絡先の入力は要りません。
出典
すべて2026年9月27日閲覧。
- 事業スケジュール|デジタル化・AI導入補助金2026——5次締切と交付決定日、複数者連携枠の3次締切、6次・7次が未公表であること
- 中小企業省力化投資補助金/同(一般型)——第8回の受付期間とGビズIDプライム
- 人材開発支援助成金|厚生労働省——制度の説明、「『訓練経費』は無料になりません」、様式第28号
- スケジュール|ものづくり補助金——一覧は23次まで
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