AIエージェントAIエージェント

AI記事作成ツール比較6選|公開まで自動は6つ中2つ

AI記事作成ツールを、実在する6製品で比較しました。各社の情報は公式サイトの記載だけを出典にしています(2026年9月22日閲覧)。評価軸は5つ先に開示。いちばん差が出たのは文章の質ではなく「どこで止まるか」で、WordPressへの公開まで自動と明記していたのは6つ中2つでした。月額を公式サイトに出していたのは6つ中4つです。

佐野 泰規佐野 泰規株式会社AIエージェント 代表取締役約13分で読めます
AI記事作成ツールが「調べる・書く・出す」のどこで止まるかを示した図
図版=株式会社AIエージェント(各社の公式サイトの記載をもとに作成)

AI記事作成ツールを6つ、公式サイトだけを読み比べました。いちばん差が出たのは文章の質ではありません。「どこで止まるか」です。

キーワードを入れると調べて、書いて、WordPressに公開するところまで一気に行く製品があります。一方で、生成までで止まり、投稿は人が押す製品もあります。同じ「AI記事作成ツール」という棚に、止まる場所の違う商品が並んでいる——ここを読まずに月額だけ比べると、買ったあとに運用の形が変わります。

この記事の立場

この記事は株式会社AIエージェント(AI顧問の提供元)が書いています。ただし当社はこの種の記事作成ツールを販売していないため、順位には入れていません。 ツールではなく仕組みごと外に頼みたい場合の置き場所だけ、最後に1段書きます。

他社について書いたのは各社の公式サイトに記載がある事実だけです(2026年9月22日閲覧)。まとめサイトからの引き写しはしていません。書かれていない項目は推定せず「公式サイトに記載なし」と書いています。記載なしは「できない」という意味ではありません。問い合わせれば分かることが多く、公開の方針が違うだけです。

AI記事作成ツールとは|3つの工程のどこを任せるか

記事ができるまでの工程は、大きく3つに分かれます。

  • ① 調べる……キーワード調査、競合分析、構成案づくり
  • ② 書く……見出しと本文の生成、既存記事のリライト
  • ③ 出す……WordPressなどへ下書き保存、予約投稿、公開

製品によって、任せられる範囲がこの3つのどこまでかが違います。 ②だけの製品、①から②までの製品、③まで全部行く製品がありました。文章の質は使ってみないと分かりませんが、範囲は公式サイトに書いてあるので買う前に比べられます。

失敗しない選び方|5つの比較軸

順位を出す前に、何を良いとして並べたかを先に書きます。軸は「買う前に判断材料が揃っているか」に置きました。

比較軸1 どこで止まるか(②で止まるか、③まで行くか)

いちばん大事な軸です。公開まで自動の製品は、人が確認する場所を運用側で別に作る必要があります。 逆に②で止まる製品は、投稿の手間が残る代わりに、公開の直前に必ず人が入ります。どちらが良いという話ではなく、自社がどちらの運用をするかで選びます。

比較軸2 月額が公式サイトに出ているか

6つのうち4つは金額を公開していました。出ていない=高いではありません。ただし、出ていない相手とは問い合わせるまで比較ができません。

比較軸3 AIが触る範囲(記事専用か、汎用か)

記事作成に特化した製品と、広告・メール・資料まで含む汎用の製品があります。汎用は便利ですが、記事に必要なキーワード調査が入っていないことがあります。

比較軸4 無料で試せるか

無料プランと無料トライアルは別物です。期限つきのものと、機能を絞って永年無料のものがありました。

比較軸5 運営会社が公式サイトに書いてあるか

今回6つのうち、トップページで運営会社の正式名称を確認できたのは4つでした。書いていないのは珍しくありませんが、法人で契約するなら確認しておく項目です。

AI記事作成ツール比較6選

1位 ラクリン|止まる場所を3つから選べる

  • どこで止まるか:③まで。「公開・予約投稿・下書き」に対応と記載。「超ワンクリック機能」で「記事作成からWordPress投稿まで、まとめて自動化」とも書かれています
  • 料金:フリー ¥0/シルバー ¥4,980/ゴールド ¥9,980/プラチナ ¥29,980(いずれも月額・税込)
  • 範囲:「ブログ記事作成に特化」。「記事づくり以外の相談にも使えます」とも記載
  • 無料:「フリープランなら、クレジットカードの登録が不要で永年無料」
  • 運営会社:公式サイトに記載なし
  • 選んだ理由:下書き・予約・公開を選べるのは、今回の6つでここだけでした。公開まで自動にもできるし、下書きで止めることもできる。止まる場所を運用に合わせられます
  • 出典:ラクリン(2026年9月22日閲覧)

2位 トランスコープ(Transcope)|①の調べるところから範囲に入る

  • どこで止まるか:②まで。自動投稿の記載はありません
  • 料金:Free ¥0/Basic ¥11,000/Pro ¥38,500/Enterprise ¥66,000(いずれも月額・税込)/Customize は要お問い合わせ
  • 範囲:「キーワードやURLからコンテンツ生成」「見出し構成から長文の生成」「競合分析を基にしたAIライティング」「競合分析を基にしたAIリライト」「SEOに最適なキーワードを提案」
  • 無料:Free プラン(¥0、利用期限1週間、一部機能制限あり)
  • 運営会社:公式サイトのトップに記載なし
  • 選んだ理由:①の調べる工程が範囲にはっきり入っているのが特徴です。料金も5段階で公開されています
  • 出典:トランスコープ(2026年9月22日閲覧)

3位 AIブログくん|公開まで完全自動と明記している

  • どこで止まるか:③まで、止まりません。「キーワードを設定するだけで、Google検索の分析から始め、最新情報を含めた記事作成、記事内への画像挿入、記事の投稿、そしてGoogleへの記事を投稿したことを知らせる所までを完全自動で行います」と記載
  • 料金:無料 0円/Lite・Starter の2つの有料プラン。月払いと年払いの両方の金額が並んでおり(4,900円〜16,500円の範囲)、どちらがどちらかの明記がないため、金額は公式サイトで確認してください
  • 範囲:検索分析から投稿・インデックス通知まで
  • 無料:「無料プラン:3件まで自動記事を作成」
  • 運営会社:LinkWay Inc.
  • 選んだ理由:止まらない設計だと明記しているのが、かえって分かりやすい製品です。その代わり、人が確認する場所は運用側で作ることになります
  • 出典:AIブログくん(2026年9月22日閲覧)

4位 Catchy(キャッチー)|記事専用ではなく汎用

  • どこで止まるか:②まで。自動投稿の記載はありません
  • 料金:Free ¥0(10クレジット)/Starter ¥3,000〜(100クレジット)・¥5,700(200クレジット)・¥8,100(300クレジット)/Pro ¥9,800(月額)/Enterprise は要お問い合わせ
  • 範囲:「100種類以上の生成ツール」で「広告、資料作成、webサイト制作、セールスレターなど様々なシチュエーション」に対応
  • 無料:Free プラン(10クレジット付与)
  • 運営会社:DigitalRecipe Inc.
  • 選んだ理由:記事だけを作る道具ではありません。広告コピーや資料も同じ契約で作りたいならここですが、記事に必要なキーワード調査は範囲に明記されていません
  • 出典:Catchy(2026年9月22日閲覧)

5位 EmmaTools|料金がトップページに出ていない

  • どこで止まるか:②まで。自動投稿の記載はありません
  • 料金:公式サイトのトップページに記載なし
  • 範囲:「見出し・記事本文の自動生成機能(日本語の文章生成に対応)」
  • 無料:無料トライアルの記載あり。ほかに「SEOコンテンツ診断」「LLMO最適化診断」の無料診断
  • 運営会社:株式会社EXIDEA
  • 選んだ理由:運営会社が明記されている一方、月額は問い合わせないと分かりません。無料診断があるので、先に診断だけ受けて判断する順番が取れます
  • 出典:EmmaTools(2026年9月22日閲覧)

6位 Creative Drive|範囲は最も広く、金額は上位プランだけ公開

  • どこで止まるか:記載なし。WordPressへの自動投稿についての記載は見つかりませんでした
  • 料金:スタンダードプランは「月払いまたは年払いをお選びいただけます」とあり金額の記載なし。AIエージェントプランは「月額40万円(税別)、初期構築費用30万円(別途)」。運用まるっと代行プランは記載なし
  • 範囲:AIエージェントプランで「戦略立案・記事制作・広告・SNS・CTA改善」
  • 無料:無料トライアルの記載なし(「無料相談」「無料ツール」への導線はあり)
  • 運営会社:株式会社chipper
  • 選んだ理由:記事作成ツールというより、マーケティング全体を回す契約に近い形です。上位プランの金額が明記されているぶん、予算の当たりは付けやすくなっています
  • 出典:Creative Drive(2026年9月22日閲覧)

【比較一覧表】止まる場所・料金・範囲まとめ

製品(運営会社)どこで止まるか月額(公式サイト記載)範囲無料で試せるか運営会社の明記
ラクリン◎ ③まで・下書き/予約/公開を選べる◯ 0/4,980/9,980/29,980円(税込)記事特化◎ 永年無料プランあり× 記載なし
トランスコープ② まで(自動投稿の記載なし)◯ 0/11,000/38,500/66,000円(税込)①調べるから対応◯ 1週間の無料× トップに記載なし
AIブログくん(LinkWay Inc.)△ ③まで全自動(止まらない)△ 月払い・年払いの別が不明記分析〜投稿〜通知◯ 3記事まで無料◯ 記載あり
Catchy(DigitalRecipe Inc.)② まで(自動投稿の記載なし)◯ 0/3,000〜/9,800円ほか汎用(100種類以上)◯ 10クレジット無料◯ 記載あり
EmmaTools(株式会社EXIDEA)② まで(自動投稿の記載なし)× トップに記載なし見出し・本文の生成◯ 無料トライアル◯ 記載あり
Creative Drive(株式会社chipper)× 記載なし△ 上位プランのみ(月額40万円・税別)戦略〜広告〜SNS× 記載なし◯ 記載あり

×は「公式サイトに書かれていない」という意味で、できないという意味ではありません。 また △の「止まらない」は欠点ではありません——全自動を買いに来た人にはそれが正解です。全部の軸で勝っている製品はありませんでした。

目的別の選び方

パターン1 公開の直前に必ず人が見たい → ②で止まる製品か、止まる場所を選べる製品

トランスコープ、Catchy、EmmaTools は生成までで、投稿は人が押します。ラクリンは下書きで止める設定を選べます。事実の誤りは、公開されてから直すより公開前に止めるほうが安い——これが当社の立場です。

パターン2 記事の本数を先に増やしたい → 公開まで自動の製品

AIブログくんは投稿まで完全自動と明記しています。この形を選ぶなら、公開後に人が読み返す時間を業務のどこかに必ず置いてください。 止まらない設計は、確認を「後ろ」に動かしただけで、無くしたわけではありません。

パターン3 キーワード調査から任せたい → ①が範囲に入っている製品

トランスコープは競合分析とキーワード提案を範囲に明記しています。何を書くかが決まっていない段階では、②だけの製品を買っても手が止まります。

パターン4 記事だけでなく広告・SNSもまとめたい → 汎用の製品か、運用の契約

Catchy は100種類以上の生成ツール、Creative Drive は戦略から広告・SNSまでを範囲に挙げています。

パターン5 ツールではなく、仕組みごと外に頼みたい

ここだけ当社の置き場所を書きます。ツールを入れても、誰がキーワードを決め、誰が公開前に見るかは残ります。 その分担ごと作ってほしい場合は、作る側ならAIエージェント開発会社の比較、運用ごと回してほしいならAI導入の伴走支援サービスの比較に、公式サイトの記載だけで並べています。当社も自社のブログをこの形で回していて、止める場所の作り方はAIエージェントの暴走を止める方法に手順で書きました。

当社が合わない人

  • とにかく記事の本数を増やしたい方。当社の立場は「量産ではなく、人が確認する場所を決めて回す」なので、本数を目的にする設計はしません。
  • 月数千円のツールだけで完結させたい方。上の6製品のほうが目的に合います。
  • 記事作成の道具そのものを探している方。当社はこの種のツールを販売していません。
  • 公開前の確認を省きたい方。当社は公開の直前に人が入る形を前提に組みます。

まとめ

AI記事作成ツールは、文章の質より先に「どこで止まるか」で分かれます。

  1. 止まる場所を先に決める。 公開前に人が見るのか、全自動にするのか。ここが運用の形を決めます。
  2. 範囲を見る。 ①調べる・②書く・③出すのどこまでが入っているか。②だけの製品は、何を書くかが決まっている前提です。
  3. 金額は6つ中4つしか公開されていない。 比べるには2〜3社に同じ条件で当たる必要があります。

どこで止めるかを決める前に、自社の現在地を点数にしておく

上の3つは、記事を誰が何のために書くかが決まってから使えます。決まっていない段階でツールを選ぶと、いちばん多機能なものがいちばん良く見えてしまいます。

AI適合度診断は10問で現在地を点数にします。連絡先の入力は要りません。 作りたい仕組みが決まっているなら、AI見積もりに書くと約3分で概算が出ます。

出典

  • ラクリン(2026年9月22日閲覧)——料金4プラン、WordPressの公開・予約投稿・下書き対応、フリープラン永年無料
  • トランスコープ(2026年9月22日閲覧)——料金5段階、キーワード提案・競合分析・リライトの範囲、Freeプランの期限
  • AIブログくん(2026年9月22日閲覧)——分析から投稿・インデックス通知までの完全自動、無料プラン3記事、月払い・年払いの金額表記
  • Catchy(2026年9月22日閲覧)——料金プランとクレジット、100種類以上の生成ツール、運営会社
  • EmmaTools(2026年9月22日閲覧)——運営会社、見出し・本文の自動生成、無料トライアルと無料診断
  • Creative Drive(2026年9月22日閲覧)——AIエージェントプランの金額、範囲(戦略立案・記事制作・広告・SNS・CTA改善)、運営会社

自社の場合、いくら?

作りたいものを入力するだけで、AIが約3分で概算見積もりを作成します。一般的なSIer相場との比較つき、無料・営業からのしつこい連絡はありません。

AIで概算見積もり(無料) →

先に費用の目安を知りたい方は用途別の費用相場へ。

あわせて読みたい

← ブログ一覧へ戻る